ロボットなら「治具」「協業」「コントローラ」、溶接なら「ビード」「溶け込み」など、その業界でトレンドだったり、基本とするワードがあります。いわば業界の共通用語のようなものですが、コンテンツを見る側はそのようなワードから業界への精通度合いや信頼感を無意識に感じ取っています。
「わかっているな」という感覚です。
言葉と同じように写真やデータにも、見せたい部分や強調したいポイントがありますが、制作会社やデザイナーがそのポイントを感じ取るのはむずかしいかもしれません。
産業界・工業界のフィールドで数十年の長さにわたり制作活動を続けてきた当社では、ご説明を受けるときも、制作を行うときもある程度のポイントはわかります。それだけでなく多くの製造のPRに携わってきた経験から、たとえば液晶→ロボット→熱処理など知識の連携からPRポイントを探ることもできます。
ただし、私たちがわかるのは「ある程度」で、教えていただくことは必要です。
なぜなら、最先端はいま開発をし終えたばかりのお客様なのですから。